喉の痛み.com TOP 》 痛みの原因 痛みを起こす「痛み」

痛みを起こす「痛み」

喉に痛みが出る病気には、さまざまなものがあります。喉が直接関係しているものと、痛みが拡散して、本来、痛みが起こる場所とは異なる場所で、痛みが起こっているものとがあります。では、そもそも喉の痛みの「痛み」というのは何なのでしょうか?そこで、少し難しいですが、痛みが起こるメカニズムについてお話したいと思います。

痛みにもさまざまな種類がありますが、大きく分けると痛みには、ズシンとくる重い痛み、キリキリする鋭い痛みの2種類があります。ズシンとくる重い痛みが鈍痛で、キリキリなる鋭い痛みは鋭利痛です。頭痛などの痛みは鈍痛、カミソリなどで手をきった場合の痛みが鋭利痛というと分かりやすいのではないでしょうか。

痛みの違いが起こるのは、痛みが伝わる神経が、それぞれ異なっているためであると言われています。神経というのは、繊維の集まりでできた束ですが、この繊維には、秒速30mもの速さで痛みを脳に伝えることができるAδ(デルタ)繊維と、秒速2m程度の速度で痛みを脳に伝えるC繊維とがあります。鋭利痛はAδ繊維を伝わり、鈍痛はC繊維を伝わることになります。

Aδ繊維とC繊維の間には、痛みの刺激をコントロールする神経細胞があります。鈍痛の痛みの方が長引くのは、その神経細胞が痛みを持続化しているためであると言われていて、鋭利痛の痛みが早く治まるのは、神経細胞が瞬時に興奮を抑制するように指令を出しているためと言われています。

このことから考えると、喉の「痛み」というのは、すぐには治まらないので、鈍痛ということになるのかもしれません。



痛みの原因